偽造防止の運転免許証

オレオレ詐欺等が横行している状況で、騙されてお金を盗まれる事件が多発しています。
このような事件に利用されるのが、他人名義の銀行口座ですが、偽物の運転免許証を提示して口座開設をする悪質な手口も増えてきているようです。
少しでも被害を少なくするためにICチップを内蔵した運転免許証に切り替え不正を未然に防止できるようになりました。

ICチップ運転免許証に変更されて早くから採用した地域では8年になります。
不正防止に役立っているのでしょうか。
市町村役場や書留郵便物を受取る時に運転免許証の提示を求められることはありますが、ICチップリーダーでの確認をされたことは一度もありません。
これでは何のためにICチップを導入したのか疑問です。
この運転免許証を交付された当人も交付の際の暗証番号4桁を2つ覚えておく必要がありますが、記憶することが困難なため、提示を求められた際の為に紙に書いて運転免許証と一緒に持っていたとしたら、ケースごと盗難や紛失すれば以前持っていた運転免許証と何ら変わりません。
どんな時にメリットがあるのでしょうか。

よく考えてみると、運転免許証を交付された私達にメリットがあるのではなく、警察側にメリットがあるのです。
偽造防止目的なら「接触型のICカード」でいいと思いますが、アメリカ同様の「RFID(ISO/IEC14443 Type B)」を使用しています。
RFIDは、電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きするシステムのことで、運転免許証に秘密があるわけではなく、リーダー側に秘密が隠されているのです。